結婚式の二次会ドレスの基本とマナー！会場別スタイルで失敗しない装い選び

結婚式の二次会は、挙式・披露宴よりもカジュアルでありながら、お祝いの席としての華やかさが求められる特別な場です。

近年では、二次会の形式も多様化しており、格式高いホテルから気軽なレストラン、おしゃれなバーやパーティースペースまで、会場によってドレスコードが大きく異なります。

適切な装いを選ぶことで、その場の雰囲気を壊すことなく、自分らしいおしゃれを楽しみながら新郎新婦のお祝いに参加することができます。

本記事では、結婚式二次会のドレス選びについて、会場別のドレスコードから具体的なコーディネート術、NGポイント、そしてレンタルドレスの活用法まで、詳しく解説いたします。

自信を持って二次会に参加し、素敵な時間を過ごしていただけるよう、実践的なアドバイスをお届けします。

 

二次会ドレスの基本マナー

 

披露宴との違いを理解する

 

結婚式の二次会は披露宴とは異なる雰囲気を持ち、服装選びのルールも微妙に変わります。

披露宴は正式な儀式の色合いが強く、厳格なマナーが求められますが、二次会はよりリラックスした雰囲気で、ゲスト同士の交流を楽しむ場としての性格が強くなります。

しかし、カジュアルだからといって何を着ても良いわけではありません。あくまでもお祝いの席であり、新郎新婦を祝福する大切な場であることに変わりはありません。

披露宴ほど格式張らなくても良いものの、最低限の品格と華やかさは必要です。

特に重要なのは、「平服指定」の解釈です。招待状に「平服でお越しください」と記載されていても、これは普段着という意味ではありません。

礼装ではないが改まった場所でも問題のない服という意味で、略礼装のワンピースやスーツなどを選ぶのが適切です。

 

会場の格式を読み取る重要性

 

 

二次会の服装選びで最も重要なのは、会場の格式やスタイルを正確に把握することです。

同じ「二次会」でも、開催される場所によってふさわしい装いは大きく異なります。

事前に会場の情報を確認し、その場にふさわしいドレスコードを理解することが成功の鍵となります。

会場の格式を判断する際のポイントは、立地、内装、普段の利用客層、料金設定などです。

都心の高層ホテルと郊外のカジュアルレストランでは、求められる装いのレベルが全く違います。

迷った場合は、幹事の方や新郎新婦に直接確認するのも良いでしょう。

また、時間帯も重要な要素です。昼間の二次会と夜の二次会では、同じ会場でもふさわしい装いが変わる場合があります。

夜の方がより華やかな装いが許容される傾向にあります。

 

新郎新婦への配慮

 

 

二次会であっても、主役は新郎新婦です。ゲストとしての立場をわきまえ、新郎新婦を引き立てる装いを選ぶことが大切です。

あまりに派手すぎる服装や個性的すぎる装いは、主役より目立ってしまう可能性があります。

特に、新婦と被りやすい白系の色は絶対に避けましょう。

二次会では新婦がお色直しをして違う色のドレスを着る可能性もありますが、白は花嫁の特権として尊重すべき色です。

また、全身を黒で統一するのも喪服を連想させるため適切ではありません。

華やかさと上品さのバランスを取りながら、お祝いの席にふさわしい明るく楽しい印象を与える装いを心がけましょう。

 

会場別ドレスコードとスタイリング

 

高級ホテル・格式高いレストランでの二次会

 

格式の高いホテルや高級レストランで開催される二次会では、披露宴に近いフォーマルな装いが求められます。

これらの会場では、他の利用客や会場の雰囲気に配慮し、品格のある装いを選ぶことが重要です。

ドレス選びでは、サテンやシルクなど、光沢のある上品な素材のものを選びましょう。

ネイビーの総レースロングドレスなどは、上品さとゴージャスさを兼ね備えているので、ホテルでの二次会に向いています。

丈は膝下からロング丈が適切で、足元の露出は控えめにするのがマナーです。

肩が出るデザインを選んだ場合は、ショールやボレロなどの羽織物で露出を抑えます。

プリント柄はカジュアル度が高く見えてしまうので、無地の生地を選んだ方が無難です。

色選びでは、ネイビー、ダークグリーン、ワインレッド、上品なベージュなどが特におすすめです。

アクセサリーは控えめながらも上質なものを選び、パールやダイヤモンドなどの格の高いものが適しています。

バッグは小ぶりなクラッチバッグやチェーンバッグを選び、会場の雰囲気に調和するものを選択しましょう。

 

カジュアルレストランでの二次会

 

招待状に「平服」と指定されている場合、会場はカジュアルなレストランの場合が多いようです。

このような会場では、ホテルなどよりもリラックスした装いが可能で、より自分らしいおしゃれを楽しむことができます。

基本はワンピースやスーツですが、ホテルで行われるときよりも遊び心を取り入れることができます。

バイカラーやプリント柄、パンツドレスなど、フォーマルな席では選びにくいアイテムを選んでも良いでしょう。

場の雰囲気に合わせて、普段とは違うおしゃれを楽しむのも良いでしょう。

色選びでも自由度が高く、明るいピンクや鮮やかなブルー、エレガントなパープルなど、華やかな色を選んでも問題ありません。

花柄やドット柄などのプリント柄も、上品なデザインであれば十分に活用できます。

ただし、あくまでもお祝いの席であることを忘れず、カジュアルになりすぎないよう注意が必要です。デニムやTシャツなどの普段着は適切ではありません。

 

パーティースペース・バーでの二次会

 

パーティースペースやバーなどのカジュアルな会場では、スマートカジュアルを意識したきれいめなコーディネートが適しています。

会場がカジュアルなら、着て行く服もカジュアルにすることが大事です。

ブラウスにスカートを組み合わせたり、ワンピースにカーディガンを羽織ったりするのがちょうど良いカジュアルさです。

フォーマル過ぎる装いは逆に場から浮いてしまう可能性があるため、適度にカジュアルダウンすることが重要です。

素材選びでも、シフォンやコットン混紡、ニット素材など、柔らかい印象のものを選んでも良いでしょう。

ただし、あまりにカジュアルすぎる素材は避け、きちんと感のあるものを選ぶことが大切です。

アクセサリーも比較的自由度が高く、個性的なデザインのものやカラフルなものを取り入れても楽しめます。

靴も、パンプス以外にローファーやちょっとしたヒールのあるサンダルなども選択肢に入ります。

 

小物とアクセサリーの選び方

 

 

・バッグ

 

二次会では、披露宴よりもカジュアルな雰囲気になるため、バッグ選びでもより自由度が高くなります。ただし、基本的には小ぶりなものを選ぶのがマナーです。

大きいバッグは食事などの際に邪魔になりがちです。なるべく小ぶりなバッグを用意しましょう。

クラッチバッグやチェーンバッグ、小さなハンドバッグなどが適しています。

素材や色は、ドレスとのバランスを考慮して選びましょう。

会場の格式が高い場合は、サテンやレザーなどの上質な素材を選び、カジュアルな会場では、より自由な素材選びが可能です。

機能性も重要で、スマートフォンや化粧品など、必要最小限のものが入るサイズを選びましょう。

チェーンストラップが付いているものを選ぶと、食事やダンスの際に両手が自由になって便利です。

 

・靴

 

二次会では、披露宴よりも長時間立っていたり歩いたりする機会が多いため、履き心地の良い靴選びが重要です。

ある程度ヒールのあるパンプスを選ぶようにすると良いでしょう。

ただし、オープントゥのデザインは、いくらおしゃれでも縁起が悪いので、避けた方が無難です。

つま先の隠れたパンプスを基本とし、ヒールの高さは3-7cm程度が歩きやすく上品に見えます。

カジュアルな会場では、ローファーやアンクルストラップのある靴なども選択肢に入りますが、スニーカーはいくらおしゃれなデザインでもカジュアルになり過ぎます。

また、季節によってはブーツを履きたくなるかもしれませんが、カジュアルな雰囲気になるので避けた方が無難です。

素材や色は、ドレスとの調和を考慮し、黒、ネイビー、ベージュ、ブラウンなどのベーシックな色を選ぶと合わせやすいでしょう。

 

二次会でのヘアメイクのポイント

 

ヘアスタイル

 

二次会のヘアスタイルは、会場の雰囲気と自分の装いに合わせて選ぶことが重要です。

髪が長い人は、オールアップやハーフアップにセットすると、すっきりと美しく見えるのでおすすめです。

食事をすることも考えて、邪魔にならない髪型にしておきましょう。

特に、カジュアルな会場では食べ物や飲み物を手に取る機会も多いため、実用性も考慮したスタイリングが重要です。

アップスタイルの場合、会場の格式に応じてアレンジを変えましょう。

格式の高い会場では、きちんとまとめたクラシックなスタイル、カジュアルな会場では、少しルーズに仕上げたリラックススタイルが適しています。

ダウンスタイルを選ぶ場合は、巻き髪でボリュームを出したり、サイドに流したりして、特別感のあるスタイリングにすると特別感が出ておすすめです。

 

メイク

 

二次会のメイクは、参加者の顔ぶれや会場の雰囲気に合わせるようにすると周りから浮きません。

基本的には、いつもよりも華やかに仕上げることを心がけましょう。

 

レンタルドレスを活用するメリット

 

結婚式の二次会では、レンタルドレスが特に有効な選択肢となります。

二次会は披露宴に比べて自由度が高い反面、会場や雰囲気に合わせた的確なスタイル選択が求められるため、豊富な選択肢を持つレンタルサービスのメリットを最大限に活用できます。

購入する場合、特定の会場やシチュエーションに特化したドレスを選んでしまうと、他の機会に着回すことが難しくなります。

レンタルなら、その都度最適なスタイルを選択できるため、より効率的です。

また、二次会ではトレンド感のあるスタイルや、普段は挑戦しにくい色・デザインにチャレンジする良い機会でもあります。

レンタルなら、購入をためらうようなアイテムでも気軽に試すことができ、新しい自分の魅力を発見することができます。

 

適切な装いで二次会を楽しもう

 

結婚式の二次会は、フォーマルな披露宴と日常の間に位置する特別な時間です。

適切な装いで参加することで、自分も周りの人も心から楽しめる素晴らしい時間となるでしょう。

マナーを守りながらも、自分らしいおしゃれを楽しみ、新郎新婦の新たな門出を心から祝福しましょう。

レンタルドレスを活用することで、より多くの選択肢の中から最適な一着を見つけることができます。

プロのアドバイスを受けながら、会場や個人の特性に最も適した装いを選び、安心して特別な日を迎えてください。

Paris Marryでは、最新トレンドを取り入れた多彩なラインナップをご用意しており、スタッフ一同、丁寧にお手伝いさせていただきます。

ぜひお気軽にご相談ください。